01 | ブログ

2018.09.16

実家の整理の壁①〜今の概念が開い?!〜

ご訪問ありがとうございます!

名古屋、岐阜を中心に

”年齢を重ねても暮らしやすい部屋づくりをしています”

元介護士の

整理収納サービスMoiの遠藤です!


実家の片付けをしたいけど

なかなかうまくいかないことありますよねぐすん


ブログに

「母が祖母の家を整理してるけどうまくいかない」と友人からコメントがありました。

この仕事を始めてから、

何軒も高齢者の整理に関わらせてもらって

お互いを想ってるのに

喧嘩になる場面にたくさん出会いました…


すごくもどかしくて

どうしたらうまくいくんだろうと

悩みながらやってきました。

その中で見つけた

実家を片付けたい時のヒントを

少しずつ紹介しますね音譜

少しでも役に立ってくれたら嬉しいです!



【ポイント①〜『今』の概念が広い?!〜】

みなさんにとって「今」はいつですか?

今日、1週間、1ヶ月、1年…?!

1人暮らしの高齢の方のサービスに伺い

その日はキッチンを行いました。

『今、使ってるお鍋はどれですか?』

と伺うと

『この鍋は煮物に使っていて』

『この鍋はおでんをする時に使っていて』

『この鍋はロールキャベツに使っていて』



一人暮らしなのにこんな大きな鍋を使ってるの?



お惣菜を買ってくる暮らしで料理はあまりしてないって娘さんが言ってたしうーん

ん〜

おかしい…



どんどん聞いていくと

おでんやロールキャベツをしていたのは

旦那さんや娘さんと暮らしていた頃で

何年も前のことでした。

  あれあれ

『今』の範囲が広い…あせる

「毎日使ってるのは?」

「月に1回使うのは?」

と伺っても

だんだん話しが逸れていくアセアセ

『この言葉の裏側には何があるんだろう…』

と考えていたら

『捨てられたくない…』

という想いなのかと。

何を捨てられたくないんだろう…

と考えていたら

それは

『想い出』。

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お客様にとっては

その鍋は使っていなくても

ただの鍋ではなく

『想い出のつまった鍋』

なのです。

そして、

大変でも家族と一緒に

必要とされ頼りにされて生活していた時の

大切なが 想い出なんじゃないかと思います。

『整理=捨てられる』

という概念になってしまったら

『みんな必要なモノ』アピールになって

何が『今の生活で使っている』のかわからなくなります。頭は大混乱アセアセ

でも、

『捨てなくてもいい』

『むしろ想い出話しをたくさん聞きたい』

という気持ちで進めていくと

現在と想い出のモノがきちんと分かれますほっこり

本当に使っているものは使いやすい場所に。

想い出のものは取りにくい位置に入れても

持ってるだけでもこころが落ち着くようです。

作業も少しスムーズになりましたほっこり

そして、

おでんの具財は?とか

味付けはとか

想い出話もたくさん聴けて楽しいです♪

でもいっぱいあり過ぎて覚えられないので

想い出を貼り紙に書いておくと

どんな想いがあったのか

すぐにわかりますラブ

ここで注意点

想い出のものは無理に捨てないでくださいね!

1番大切なのは

そのモノの持ち主の親ごさんの気持ちです。

整理をするのは

段階があって

一度にやるものではないです。

親ごさんの心が折れてしまったり

整理が辛いもので頑なになってしまったら

お互いに悲しみが増すだけです。

せっかく親ごさんを想って行う整理。

ゆっくり話を聞きながら

進めてもらえたらと思いますほっこり

じれったいと感じる時や

時間がない中での整理は

もやもやするかもしれません。

でも、それが永遠に続くわけでもありません。

進めていくと

親ごさんの気持ちが前向きになる時が来ます

今はうまくいかなくても

何かのタイミングで急に進み始めることもあります。

うちのおじいちゃんも

初めは頑なだったのに

今は自分から整理を頼んでくれるようになりました。

なかなか想い出話を聴けるチャンスもないので

少しでも発見のある楽しい時間にしてもらえたら嬉しいですほっこり

実家の整理で困った時は抱え込まずに

いつでもお気軽にご相談してくださいね♪

これからもポイントをアップしていきたいと思いますニコ

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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