01 | ブログ
2017.06.15
坂道の下には
おはようございます!
整理収納サービスMoiの遠藤です!
今日もいい天気ですね!
梅雨なことを忘れてしまいそうです。
おじいちゃんとおばあちゃん⑦
【ゴミ出し①】
おばあちゃんの地域はゴミ袋が透明で名前を書いて出します。
ゴミのチェックが厳しくてちゃんと分別できてないと回収されません。
おばあちゃんも、ゴミを持っていてってもらえないことが多くて、気にしてゴミを収集場所にださなくなりました。
何より、道路から家に上がる坂がきつくて、ゴミを収集場所まで持っていくことが難しい。
キッチンの横に3畳ほどの物置は、ゴミ袋で埋め尽くされて、床が見えない状態。
残飯などの生ゴミは、畑に捨てる場所があって、燃えるものはおじいちゃんの手作りの焼き場で焼いてます。
焼くのもコツがあって、おじいちゃんの指導のもと、まずは燃えやすい木を集めてから燃やしたり、なかなか難しい。
でも、焼き芋をするには最適🍠✨
おばあちゃん家は井戸水。
大人数で泊まると水が出なくなることも…
そこからピロリ菌が検出されて、
食事や飲み水にはペットボトルの水を使っています。
買い出しして、運ぶのも大変だけど、そのペットボトルのゴミの大量なこと💦
なかなかゴミの収集日に山口に帰れないので溜まったプラスチックのゴミと、ペットボトルのゴミは、おばあちゃん家から帰るときに大阪のおばさんや我が家などで持って帰って大阪や名古屋で捨てていました。これが、結構大変で。
当たり前にある水道のありがたさを実感。
壊れた一輪車、炊飯器、割れた鏡など、不燃ゴミは、畑の奥のゴミの墓場へ。
『いつか土をかぶせて埋める』
と、おじいちゃん。
『???』
と、わたし。
聞くと、上の山に上がる道や、下の畑に下る坂道には、冷蔵庫などが埋まっていて、その上から土をかぶせて道を作ったって。
冷蔵庫の分、かける土が少なくてすむし、勾配を考えて並べて大きなものを置いたらしい。
環境のことを考えるといいのかどうかわからないけど、おじいちゃんの頭の中は本当にすごい。今でもいっぱいいろんなことアイデアでたくさん。
畑も山も、切り拓いて、おじいちゃん達が作ってきて今の形があるんだなって改めて感じました。
おじいちゃんとおばあちゃんの
作り上げる力とと逞しさに脱帽です。
おばあちゃんの家は
2人が長い年月をかけて作り上げてきた空間。
でも、年齢を重ねるとやっぱり無理がかかることもたくさんあって。
ゴミのこともそう。
少しの不便を楽しみつつも、少しでも2人や周りの家族が楽になれるようにしていきたいと思います。