こんにちは！
整理収納サービスMoiの遠藤です！

6月になりましたね！
蒸し暑くなったと思えば大雨が降って、
梅雨が近づいて来たように思います。
アジサイの花も咲き始めましたね。

おじいちゃんとおばあちゃん④
【見守る家族】
昔は、おじいちゃんとおばあちゃんは
頼もしくて大きな存在でした。
でも、年月の変化は立場を変えます。

2人で暮らすおばあちゃんとおじいちゃんのところに大阪のおばさん夫婦が月に1回帰ってくれています。
おじいちゃんは子や孫が帰ってくるのを待っています。
くわは今でもおじいちゃんの右に出るものがいないくらい達人です。何時間かけてでも、やると決めたところをやりきります。
でも足が痛く、かがめなくなったので雑草を集めたり、畝を作るための線を引くのも難しいです。みんなが帰ると、おじいちゃんの指導の下、畑仕事が待ってます。
他にもごはんを作ったり、ボットン便所の汲み出しをしたり。やることがたくさん。

おばあちゃん家に帰ると、奥に壁一面の本とソファとテレビがある部屋があって、そこに布団を敷いて寝ています。
でも、奥の部屋はずっと掃除ができていなくて、寝る床面だけに掃除機をかけるくらい。でも、その部屋の掃除までなかなか手が回ら夏にはカメムシも大量発生。
いとこは、よくおじいちゃん家に帰るけど、泊まるとアレルギーがひどくなってしまいます。
毎月来てくれるおばさん達が少しでもリラックスできる空間にしたいとずっと思い
奥の部屋をいとこと3人で掃除しました！

まずは大量の本のホコリを取ることから。
これが本当に重労働。本を棚から出すだけでも汗だくに。本を拭くタオルはすぐに茶色くなって。1冊1冊ホコリをとって、グループ毎に収納。
ずっと手がつけられていなかった棚の中も全部出す。そしたら、おじいちゃんのカメラやレンズ、おばあちゃんの作品や、レコードが。

そして、お宝が！！！

いつも前に机があってあげることができなかった扉を開けると
『美男美女』と書かれたアルバム！
A4ほどに引き伸ばされた家族の写真。
運動会や、普段の様子、お母さんの水着の写真まで！みんないい表情。

すぐにおじいちゃんのところにもっていって
誰が『美男美女』って書いたのか聞くと
おじいちゃんが書いたって。

ネーミングに笑ってほっこり。
家族への愛を感じました。

ずっとホコリまるけで、日の目を見なかったアルバム。そのアルバムをおじいちゃんやおばさん、いとことみんなで観れて、思い出話しを聞く

ことができました。

おじいちゃん達が元気なうちに一緒に見れたこと、すごく嬉しかったです。

今はこのアルバム、部屋の特等席に置いてあります。