01 ｜ ブログ
2018.09.23
実家の整理の壁②〜気持ちのすれ違い〜
ご訪問ありがとうございます✨
名古屋、岐阜を中心に
年齢を重ねても暮らしやすい部屋づくりをしています元介護士の
整理収納サービスMoiの遠藤ほづみです！
今日は引っ越しサービスでした！
「私、わかったことがあるんです。
ほづみさんに任せておけばなんとかなる」
とお客様
なんと嬉しい
元気がでました！
今週末に家具が入るので
来週また仕上げに行けるのが楽しみです♪
【実家の整理の壁②〜気持ちのすれ違い〜】
実家の整理では気持ちのズレが
うまくいかない原因第1位だと感じます。
初めての80代のお客様のお宅に伺った時
お母さんは
「娘が早口で言うから何を言ってるかわからないの。すぐに喧嘩になっちゃう」
娘さんは
「こんなに時間を作って、母のためにやってるのに何も伝わらない。」と…
どちらの気持ちもすごくわかって
なんとも言えない気持ちになりました。
そして、わたしも祖父母の家を片付け始めた時は
おじいちゃんを怒らせてばかりでした
以前のブログ↓
https://ameblo.jp/moi-okatazuke/entry-12278301728.html
なんで喧嘩になるんだろう…
それは、やっぱり家族だから。
距離が近いからストレートに言ってしまう。
友だちや仕事だったら
こんな言い方や態度しないのに。
家族だから甘えるし求めちゃいますよね
それから、それまでの家族の関係性。
そこが良さでもあるし
苦しさにも繋がってるんじゃないかと
感じます。
子どもからしたら
「お母さんが心配だから」
「このままじゃ大変なことになる。
お母さんができないから代わりにやらなきゃ」
「やってあげてるのに、こんなに嫌味を言われて怒られないといけないんだろう」
「なんでこんなにモノを貯めたの？」
「自分のことなんだからもっと頑張ってよ」
そして、親ごさんの老いを感じるのは
受け入れがたいような複雑な気持ち
自身の生活がある中で
なんとか時間を作って
お金も労力もかけてやっているのに…
一生懸命だからこそ、
余計に腹がたつ。
言葉もきつくなるし、悲しくなる。
親ごさんからしたら
今まで自分で子どもを育てて生きてきたのに
子どもに迷惑をかけないとできないことへの不甲斐なさ。
年齢を重ねると
認知症でなくても
寄る年波に
認知力も下がります。
判断力、思考力の低下。
もう考えたくない。
体が思うように動かない。
耳が聞こえにくい。
目が見えにくい。
生活がしんどい。
できないことが増え
体に痛みを感じ
必要とされることも減り
助けがないと生活できない。
そんな想像もつかない
喪失感を抱えながら
折り合いをつけている状態にあるときに
さらに
自分のモノはゴミだと決めつけられ
想い出は捨てられ
叱られ
誇りを傷つけられたら
誰でも
頑なになると思います。
認めたくない現実を突きつけらるのは
私たちもしんどいですよね
でも、子どもも親も
整理をして
喧嘩をして悲しい想い出にしたいとは
思っていません。
うまくいかない、怒れちゃう
と感じる時は
一呼吸です
少し
相手の状態や状況を
想像してみてください。
わからなかったら聞いてみる
できなくてもしかたないかと
ハードルをぐぐっと下げてみる
少しでも整理できたら
すごいねと喜んで
一緒に作業できてることを楽しんでみる♪
もし亡くなってしまった後だったら
後悔が残るだけです。
お互い生きていて元気だから
話もできるし喧嘩もできます！
なかなか難しいかもしれないですが
自分の対応が変わると
相手の反応も変わってきます
そして
難しい時は無理せず
第3者のアドバイザーに頼むのも
大いにありですョ
私は介護も整理も
家族だけで抱え込まなくていいと
誰かに頼ることは全然悪いことじゃないと
思ってます
逆に
家族だからできることもあって
梅干し事件の時、
(https://ameblo.jp/moi-okatazuke/entry-12290410798.html参照)
私が躊躇っていたことを
おじさんはさらっと言いました。
「じいさん、
明日からこの梅が食卓に並ぶと思って選んでくれ」
これは親子だからこそで
本当に尊敬する関わりでした！
実家の整理をされる方は
心優しい方だなといつも感じます。
だからこそ
少しでも気持ちが楽に
進めてもらえたらと思ってます
困ったらいつでもお気軽にご相談ください！
応援してます！
長文を最後まで読んでくださりありがとうございました！
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