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2017.06.08

思い出のワンピース

こんにちは!
整理収納サービスMoiの遠藤です。

先日、実家の整理ででた粗大ゴミを出しました。
ベッド、洋箪笥、本棚、机。
粗大ゴミを出す日は両親が旅行中で、同じマンションに住む幼馴染にお願いして2人で作業。
重たかった…特に洋箪笥。
全然持ち上がらなかった。引越し屋で働いていた幼馴染のおかげでなんとか出せました。
もう汗だくでした💦
握力、筋力付ける必要ありです。
粗大ゴミを出すのも一苦労ですね。

おじいちゃんとおばあちゃん⑥
【おばあちゃんの洋服スペース】

おばあちゃん家によく帰ってくれるおばさんからの依頼で、おばあちゃんの洋服スペースを整理しました。

以前、おばさんとおばあちゃんで着ない服は袋に入れたけど、おばあちゃんが手放す気持ちになれなかった服は、今着ている服と混ざって床が見えない状況。

タンスの上にも積まれた服。
どれを着たらいいのか、洗濯したらいいのかわからない…

まずは、狭いスペースに置いてあった服を
広い居間に全部出して作業開始。
あれだけ手放す決心の付かなかった服も
全容を目の当たりにすると
おばあちゃんすぐに言いました。

『これはもう捨てる』

あれだけ『捨てない』と言ってたのに、
目でみて『こんなに持ってる』って実感することって大切ですね。

作業を進めると
もうすぐ50歳になるおばさんが高校生の時に着てたパジャマが。
『〇〇ちゃんのだからとっておこう』
とおばあちゃん。
『もうシミもあるし、カビ臭いし
〇〇ちゃんもずっと前のだから忘れてるんじゃないかな』とわたし。
なんとか手放してくれる決心をつけてくれました。

初めはおばあちゃんと2人の作業だったところに私の母も参戦。
『もうこれはシミがあるから気ないでしょ』
『これはもう捨てるね』
とちゃっちゃか判断する母。
作業の効率は上がったけど寂しそうなおばあちゃん。

近い関係だから言えること。
でも、近すぎて不用意に傷つけてしまうこともある。言葉がけは難しい。

服を仕分けてると
母が20歳の時の服が!!
わたしの20歳時の服なんてもう1着もないのになんだか感動。
本当に物持ちがいい…

そして、
おばあちゃんが40代の時に着ていたワンピースもでてきました。
『この写真のワンピースだよ』と
写真を見せてくれる母。
それは、おばあちゃんの家計簿に挟まれていた昔の家族写真でした。
『よく着ていたんだよ。状態もいいしまた着れるね』と母。

整理してるとおばあちゃんや母達の思い出に
触れられるから嬉しい。

仕分けか終わって
祖母が使いやすいように収納。

引き出しにしまうことが難しくなったから
よく着る服はタンスの上のかごにどんどん積んでもいいような収納に。ラベリングもして、どこにしまったらいいかわかるように。

洗濯はそのかごの中の服をすればいいだけ。
認知症があるからどこまでおばあちゃんができるのかわからない部分も多いけど、それは追い追い様子を見ながら変えていけばいっか。

おばあちゃんも
『床が見えてスッとした。ありがとうね。』
と言ってくれました。

半年後も床が見える状態をキープしてて
一安心。

普段着るもののところに、もう着ないものがたくさんあるからごちゃごちゃになってることを痛感。
分けることって、大変だけどすごく大事で、効果絶大だと感じました!!